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最終回「ヤサコとイサコ」


『この話の教訓は何なんだ?』
キスには気をつけろ、ってことさ』







■大ハズレだらけだったこのブログの妄想も、ここまで話が収束してくると
さすがに焦点が合ってきて、前回書いたことがほぼ当を得ておったようです。

>ヤサコのキスで始まりヤサコのキスで終わる物語電脳コイル。

とくにこのへん大当たりでした。
えっしてない? してましたよ? スゴいしてましたよ? めっさしてましたよ。
もうひとりやふたり子供ができてもおかしくない勢いでしたよ。
規制の入ってた地域もあったかもしれません。

■きみはヤサコだとかイサコだとかハムテルだとか名づけるその流れで考えて、
てっきり自分の名前もひねってるんだとばかりミスリードされてしまった視聴者。
4423は、4423としか名乗りようがなかったんですね。
ノブヒコであってノブヒコでない、4423は「イサコの中の」ノブヒコでした。
コイルスの電脳医療がイサコのイマーゴに働きかけて生み出されたのが
ノブヒコ(4423)だけだったら、そのまま治療はうまくいっていたでしょうに、
どこかのじじいが備品をうかつに持ち帰ったために、そしてそのじじいの孫が
キス魔だったばかりに起こった想定外の妊娠。
その結果生まれた子供はコイルスだの第三者に対しては認知してよとうるさかったのに、
実際のパパがあらわれるとやめてとかアンタなんかキライとか言い出すだだっ子でした。
未知の子供、ミチコさんは認知されると
既知の子供、キチコさんになってしまうのです。イヤな響きだ。

■痛みや苦しみを受け入れてオトナになるか、コドモのまま心地いい空間にとどまるか。
葛藤するイサコに、掴みかからんばかりのヤサコ。大人になれよミッちゃん…!
まるで木暮先輩です。メガネ君ならぬメガネさんです。言いたかっただけちゃうんかと。

「勇子の勇は勇ましいの勇! あなたは痛みを恐れない、勇ましい女の子!」
「だから! イサコ!!

病身の子供、まあ実際病身の子供なんですけど、を励ますお母さんのようなヤサコさん。

戻ってきなさい! イサコ!!

鬼気迫るほどにお母さんです。
心を病んでるっぽいイサコのほんとうのお母さんのかわりが十分つとまります。

イサコさんはイサコさんで、最後の方はなんかの映画の
バージンロードを逆走する花嫁のおももちでした。
その際にほどける髪! お兄ちゃんが結んでくれた髪、
イサコをおさない日のまぼろしに縛り付けていたいましめがほどけ、走り出すイサコ!

痛みを感じる方向に、出口がある!

子供と大人の境界、たそがれの空間からはばたき、大人への階段を駆け上がるイサコ。
画面上は下りてますが気にしないでください。

ヤサコがイサコから受け取ったキラバグは、相手の痛みを自分の痛みとして感じる心、
要は思いやりの心がかたちになったもの、だったようです。
イサコを守るために暗号バシバシ撃ち出したのは、ヤサコのイマーゴからすれば必然でした。
こんなに愛しているんだもの。この愛をくれたのはイサコ、あなたよ、みたいな。

「おかえり、イサコ」
「ただいま、ヤサコ」

ああよかった、本当によかった。
画面がホワイトアウトしたのはNHKの良心でした。
いや前述のようにおいらは見えてましたが。心の眼で見えてましたが。
自分の眼で見たものだけを信じるです。

■すべてが終わって、あの図書館前で、ヤサコとハラケン。
あの強烈にまぶしい青春を見せつけたあの場所です。
ハラケンがたくみなステップでヤサコのジャブを避けまくったあの場所です。
超能力で鳥まで飛ばしてヤサコの告白をさえぎった、あの場所です。

初恋、かな…」

オイなんか言ったぞこいつ

ハラケン一世一代の冗談。冗談めかして何か言外に意味を含ませたぞ。
今はこれがせいいっぱいのハラケン。
ヤサコの目の前でカンナのことが好きだったと言って、その直後に告白を受けて、
ヤサコ好きだとはなかなか言えんわなぁ。まあ今はこれくらいで勘弁してやる。

それにしても、中学生になった一同にハラケンの姿がなかったのが気がかりです。
この野郎また何かフラグ破壊的なことをやらかしたんじゃないかと不安になります。
「ああボク私立だから」とかだったら、もう今度こそ跳び蹴りです。
跳び蹴りで実験空間4424行きです。
オマエのイマーゴがどんなヤサしい空間を生み出すか見届けてやる。

■ハラケンのいない隙をついて金沢からかかってくるイサコからの電話。
私みたいな人間はいつまでも他人といっしょにいてはいけないんだ、ってアンタ。
金沢なんてアレですよ、知っての通りヤサコさんのホームグラウンドですよ。
小学生がその気になったらホイホイ行けるような場所ですよ。
完全にヤサコさんの掌中ですよ。現地妻ですよ。
それまでさよならだ、って、どうせまたすぐかかってきますよ。
またすぐ抱いテレホンですよ。
自分のペットの位置なんか3分でわかるわ、とヤサコさん豪語、まではしませんでしたが、
飼い主の心の中に移り住んだ電脳ペットのように、いつでもすぐまた逢える、そんなカンジです。


最後の方、黒客+約1名が蚊帳の外にされてしまったのは残念でしたが、
きっと金沢へ向かう電車の窓から、こんな光景が見えてたはずだって、
そうささやくのよ、おいらのイマーゴが。

またな!








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