■誰？　って。……ほら、5話、5話。思い出せ。

重複カプはオイラの中では別腹計算であることが多いので
ほとんど気にしないんですが、これに限っては描いてて真剣に同情した。
世論的にもそばかすちゃん（仮名）に勝ち目ないよねって思った。

■イサコが金沢に行ってしまった後、そばかすちゃん（仮名）はしばらく元気ないんです。
うるさく言ってこなくなったのでせいせいした、みたいにふるまってたガチャも
そのうちさすがに気になってきて、声をかけたら

「私…天沢さんなんていなくなっちゃえって思ってたの。そしたら本当にいなくなって、
私ほっとした。ほっとしたけど、私、自分がひどい子になっちゃったって思った。
天沢さんは私に何もひどいことしてないのに、私は天沢さんのことずっと憎んでた。
ごめんね天沢さん、ごめんねガチャギリ」

とか言い出して泣き崩れたりしてガチャギリ絶句。
よ、よくわからねえけどお前は悪くねえよ、うん悪くない、アイツは家の事情で
金沢行ったんだしよ？　とか返すくらいがやっとで、何年かしてから
ようやくそばかすちゃんの言葉の意味に気づいて赤面するガチャ。
なんかそんな感じ。

■設定的にはガチャギリのおさななじみとかではないでしょう、このそばかすちゃん。
おさななじみだったら、カンナがハラケンのことをケンイチと呼んでいたように
あだ名では呼ばないでしょうから。きっと何かとさぼりがちなガチャに小言たれてるあいだに
「こいつには私がついていないと」などと情が移ってしまったんです。
ガチャ的にはどうでもいいような連絡事項をいちいち電話してくるので、聞くやいなやの
うちに一方的に電話を切ってしまうガチャ。（一応電話に出るのがガチャのかわいいところ）
「またガチャ切り！？」なんてことを繰り返してるうちに「あのガチャ切りに電話しなくちゃ…」
という通称に落ち着いてしまったんです。そう、ガチャギリというあだ名の名づけ親は
このそばかすちゃんなんです。姓が片桐とかではなくて、その行動からつけられた
あだ名なんです。うん、全部オイラの作り話。